桂離宮

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日本の回遊式庭園の極地といわれる桂離宮。パンフレットによると17世紀初頭八条宮初代智仁親王、二代智忠親王の卓越した美意識を持った親子によって完成されたとある。

正直、どこが凄いのかな?と思っていたのですが。
まあ百聞は一見に如かずとはこのことで、見られて良かったな〜。ほんと。



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宮内庁の職員さんの解説が丁寧で、造園に無知な人間でも分かりやすくせつめいしてくれます。
私のつたない写真では全然面白さが伝わらないのですが、やっぱりなんと言っても、庭と建物の景色の変化でしょうかねー。それほど広大ではないけども、ほんの数メートル、庭を歩けば全く景色が違って見えるのにはおどろいた。どんな計算したんだろ。

日本ならではの感覚に、「見立て」って言うのがありますね。形がそれっぽい、とか、微かなディティールを再現することで、どんだけ本来のものぽく見せるか?というセンス。そこら中に、例えば農家の見立て、旅茶屋の見立てとか、限られた材料の中で想像力を駆使して遊ぶっていう仕掛けがあって、また憎い。こんだけのお庭作りは相当な知的センスと技術がなければできない。

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よく教科書に載っているのがこの建物ですが、桂川がすぐ脇にあるため水害防止で高床になってるのだそうです。なるほど。

殆ど丸ごと、当時のままを残しているそうで、建物の周りの土地も買い取り、景色を保全しているとのこと。八条宮家は残念ながら明治に絶えて国の管理になったそうですが、今から思えば逆に切り売りされなくてよかったのかも。
税金もこういう風に使ってくれるのは大賛成だわー。

機会があればぜひまた行きたい。見所満載です。
by suo-suo | 2007-12-12 02:12 | | Comments(2)
Commented by バカボンのパパ at 2007-12-12 09:47 x
いいなー。うちは母がお茶を教えていて、そのルートで一般公開してない昔から見に行くことはできたのに実はまだ行ってない。意外と小振りな建物なんですよね。あと修学院離宮もいつか行かねばと思っています。
夏だけ営業している山小屋も、気持ちとしては『離宮』です。
Commented by hiroko_wada at 2007-12-17 19:16
あああああ;;;
憧れの桂離宮がここに~(感涙
一ヶ月くらい前から予約をせねば見られないのですよね?
数奇屋建築の最高峰・・・
素晴らしい時間だったんでしょうね、くう~いいなあ~(羨


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